百万回目の告白。
ある日、男が訪ねてきた。
「仲間だったんだろ!?………今も、仲間なんだろ!!」
「………金髪は嫌いだ」
「アンタ馬鹿だ!あの人のこと信頼してんのかもしんないけど、
そんなカッコつけなんて大馬鹿だ!!」
「実際俺もわかってた、馬鹿は大体早死にだ。
まあ満足じゃねぇの?結局好きなだけ馬鹿だったよ、はしゃぎすぎたんだ」
いつも通りの事だった。
「だってアンタは強いじゃんか!!」
無様に泣いても、いいだろうか。
百万回目の告白。
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