百万回目の告白。






百万回目の告白。










ある日、男が訪ねてきた。








仲間だったんだろ!?………今も、仲間なんだろ!!」






「………金髪は嫌いだ」






「アンタ馬鹿だ!あの人のこと信頼してんのかもしんないけど、
そんなカッコつけなんて大馬鹿だ!!」






「実際俺もわかってた、馬鹿は大体早死にだ。
まあ満足じゃねぇの?結局好きなだけ馬鹿だったよ、はしゃぎすぎたんだ」







いつも通りの事だった。








「だってアンタは強いじゃんか!!」









無様に泣いても、いいだろうか。









百万回目の告白。


        

03・04・25~06・13